我が家の愛犬、ルナ・ビーンのフィラリア症の治療が、ようやく一段落つきました。

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カマキリが気になるの!!

これまでの経緯は、フィラリア症①フィラリア症②で書いています。

① 日帰り入院で、幼虫を殺す薬の投与と経過観察、その後予防薬は毎月継続
② 抗生剤の経口投薬1か月間 
③ 1か月間の経過観察
④ 成虫駆虫のための注射一回目
⑤ 1ヵ月後に注射二回目←10月14日に実施
⑥ その翌日に注射三回目←10月15日に実施
⑦ 1ヵ月後に再検査←11月15日に血液検査を実施、無事に陰性!
⑧ ⑦が陽性の場合は同じ治療を繰り返し、陰性の場合は、半年間の経過観察
⑨ 半年後の再検査で陰性の場合に完治宣言

三回の注射による薬剤投与を終えて、ようやくフィラリアが体内からいなくなったようです。ここ最近、心なしか毛に艶が出てきていたので、治ったかなあとなんとなく感じていたんですが、血液検査の結果、フィラリアの幼虫や卵は確認できなかった、つまり陰性です、という報告をもらって一安心です!(寄生虫がどんだけ栄養を分捕っていたのかが明らかですね!驚)

やっぱりこの投薬治療は副作用が大変でしたね。要は、投薬で心臓に寄生している寄生虫(成虫)を殺して、それを体外に排出しなければいけないので、それを促し、炎症を抑えるためのステロイドの服用もあるので、必然的に尿量が増えるんですね。

投薬から2-3週間は、昼夜問わず、毎日1-2時間おきに外に出して用を足させる必要がありました。「今したばっかりだよね?」という瞬間に屋内で粗相が何度もあった!泣きたくなりました!掃除をがんばった!!

徐々にステロイドの量を減らしていくと同時に尿量もだんだんと減っていくのだけど、これが2回繰り返されたわけで、こちらも「あ~また始まる~」みたいな気持ちになって気が滅入りました。特に夜中に起きて外に連れ出すのは、日に日に寒くなるこの時期は辛かった。

でも、とにかく、ワンクールで治療効果があったこと、合併症を引き起こすことなく無事に治療を乗り切れたこと、喜びたいと思います。頑張ったね、ルナ・ビーン!!(そして私と夫も!笑)

二回目と三回目の投薬治療の費用は、日帰り入院でそれぞれ250ドルほど、そして、直近の血液検査は、80ドルほどでした。現時点で治療にかかった総額は、1300ドル(15万円くらい)ほどです。

これからは、月に一回の予防薬(飲み薬)を継続していって、夏くらいに再度、血液検査を行います。それまでは普通の生活ができるということなので、ボチボチ、週末のウオーキングやハイキングも再開していこうと思います!楽しみ~♬