今週から大学もスタートし、一気に慌ただしく時間に追われる日々が戻ってきました…(涙)朝晩はすっかり涼しくなって、今朝は今シーズン初の1桁台を突破!!8℃の数字を見て「うわっ寒っ!!」と震えたわけですが。でも、昼間はまだまだ30℃超えなので、もうちょっとだけ夏気分は味わえるかなと思っています。

さて、日本でまたまたたくさんの日本語を吸収してきた息子!現在の状況を記録しておきます。

japanese
ひらがな習得中

ここにきて、やっとやっとひらがなの読み書きが軌道に乗り始めた感じです。これまでは、(っていうか今もだけど爆)とにかく勉強嫌いな息子。去年一年間は、英語はしょうがないからやるけど、日本語はできることなら避けて通りたいっていう態度が毎日滲み出ていました。

一応毎週土曜日は午前中だけの日本語学校にも通っているけど、息子の性格上、無理強いは絶対にしない方がいいという先生と私との共通認識だったので、できることをする、させるというスタンスを貫き、結果としてひらがなは習得できずに一年を終えたのでした(涙)

そして年度末、息子にはこのままだと二年生のクラスには進級できないけど、どうする?夏休みに頑張ってひらがなマスターしてクラスメートと一緒に進級するか、ゆっくりのペースでやって一年生を「留年」するか、どっちがいい?と聞きましたら、しばらく悩んだあとに、

ボク、もう一回一年生やるよ!

と「留年」を選んだ息子だったのでした(涙)友達よりも「勉強を頑張らないこと」を選んだ息子に私としてはかなりガクッときたわけですが、息子が選んだことなのだし、しっかり尊重してサポートするのが親の役目だと思っています。

現地校では「友達命」「休み時間命」の息子で、友達と別れてしまう「留年」なんてしたくない、だから勉強も頑張る、という意識がしっかり芽生えているので、それを知った上での発言だと私は理解したので余計に切なくなりました。

でも、いざ新年度が始まってみると、この夏の成果でひらがなの読み書きが進んだ甲斐あって、今一年生に進級してきた周りよりも、自分の方がちょっとできるみたいでとっても嬉しそう!それに、担任の先生もクラスのルーティンに慣れてる息子を模範生にしてくれたりするから「お兄さん気分」を味わえて息子は誇らしそうです。「留年」というのはある意味「賭け」で吉と出るか凶と出るかは始まってみないと分からないものです。最悪、その子の自尊心を傷つけてしまう恐れがあるので、親としては心配だったのですが、私も教師としての経験からは絶対にいい結果になるって信じていたし、実際に「吉」と出てくれているので、ホッと胸をなでおろしています!調子に乗り過ぎてふざけるのが「玉に瑕」ですが(汗)

現地校の新年度が始まって早くも「英語の波」に押しつぶされそうで、バイリンガルへの道はまだまだ遠いです。でも、アメリカで学校に通ってアメリカ人として生きて行く息子にとって、しっかりと英語での学習言語を身に着け、学力を養っていくことが、日本語学習よりもずっとずっと大切だということは紛れもない事実です。

その上での日本語学習の位置づけはどこに?「細く長く」というのが親としての願いです。日本や日本語を嫌いになって欲しくない、いつか、大人になった時に自分から日本語を勉強したいと思った時に土台となるものをそこの子の利益として与えてあげることなのかな、って思っています。だから、現地校の学習と日本語学習のバランスを見極めて、その時その時できることを最大限にする環境を作っていくことが私の役目だと思っています。

ひらがな46文字のうち認識できる文字がずっと15文字くらいで停滞していたのですが、今週確認したら30文字くらいになっていました!今、一週間で3文字くらいずつ練習しているので、年内にマスターできるようになればいいな、と思います。その後は「書き」へと進んでいくので、今年度末(5月)までにひらがなの読み書きマスターと、一年生の漢字の20文字くらいの認識ができるようになるのを目標としたいと思います!

会話面も、昨年度末の3、4月くらいから私に対しても英語での返答や英語のカタカナ発音言葉が増えていたのですが、この夏以降は「お母さんには日本語」がしっかり戻りました!面白いことに、日本滞在中の最初の3週間、日本の小学校に通っていたにもかかわらず、英語のカタカナ発音言葉が抜けきれずにいました。ところが、その後の2週間で一気に盛り返し、アメリカに戻ったころは日本語の方が英語よりスムーズに出て来るようになっていたんです!!驚愕

日本で3週間一緒に過ごしたT君ママも、アメリカで再会したときに、「あれ?〇〇君(息子)の日本語上手になってない?」って気づいてくれるほど!

私的には、日本滞在4週目から夫が合流するし、息子は夫とは完全に英語での会話だし、もう日本語は伸びないのかなあって思ってたから嬉しい驚きでした!日本滞在の後半は家族旅行だったし、息子もリラックスした中で沢山の「日本環境」に浸かり、多くのことを吸収できたんだろうなって思いました。改めて最高の日本旅行でした!

バイリンガルへの道、まだまだ続きます!!