先週の日本への一時帰国は5泊7日という短い期間だったこともあってか、なんと、今回は時差ぼけ無しで乗り切ることができました!!いつも日本からアメリカに戻ると5日間くらいは夜中に目が覚めて寝付けなくなって朝起きるのが辛いんです。でも、今回は夜中に目覚めることがほとんどなくて朝も7時くらいには起きられたのでビックリ!週末のうちに私も息子も日常に戻すことができました!さすがに月曜日の仕事再開はかなり憂鬱気分だったけど、もうすっかり軌道に乗りました!

さて、11月2日で息子の一学期が終了し、秋休み前に通知表をもらいました。また、10月半ばには前期の保護者面談もあって息子の学校での様子を知ることができてとっても嬉しかったです!それらのことについてブログを書こうかなあとも思っていたのだけど、その前に気になったことがあったので調べてみました。

「小学校一年生の年間授業日数・時間数の日米比較」

です!!!

art
「ジャックと豆の木」の絵画 by 息子(何気に斬新!)

アメリカの学校の夏休みは長いし、その間の宿題なんてものはゼロだし、先生方の研修とかで毎月1日~2日は確実に平日が休みになります。絶対に日本の子どもの方が勉強しているんだろうなって思っていたんです。

調べてみたら、年間授業日数というのは、日本では200日前後が標準らしく、アメリカは学校から渡された学区統一のアカデミックカレンダーで数えてみたら、1学期54日、2学期55日、3学期61日の計170日となっていました。なんと、一年の内半分以下しか登校していないことになるんですね(驚)ここまでは予想範囲内…

参考()文科省のホームページに飛びます。

次に授業時間数について。こちらの記事にも書きましたが、息子のクラスでの教科学習は毎日コマ数として5時間(1コマ45分)あります。単純計算で5時間×170日=850時間という計算になります。ただ、年間数回にわたって半日程度の社会科見学があったり、学校イベント、保護者を交えた懇親会のようなものがあるので、多めに見積もって15時間くらいはここから削除できるでしょうか。というわけで、835時間!

で、日本の一年生はどうかというと、なんと、850時間というデータが!!

参考()文科省が平成27年に発効したデータ(PDFファイル)に飛びます。

つまり、日本の一年生はアメリカの一年生より一か月くらい多く学校に通っているにも関わらず、実際の授業時間はアメリカの一年生とほぼ変わりないということが判明しました!!意外でした。

でも、よくよく考えてみると、日本では入学式、始業式、終業式とか、学芸発表会、土曜日登校、授業参観とか色々な行事があるんですよね。それらも日数には含まれているはず。アメリカではそういうのが無い分、日本人親としては寂しいなあと思うのだけど、先生の立場からは本業である「授業」に専念できるのだろうなって思うし、ある意味合理的なのかもしれませんね。

先の表によると、二年生、三年生と学年が上がるにつれて授業時間数はアップして、四年生以降は中学校まで980時間となっているようです。アメリカの学校は中学校はまだ分かりませんが、小学校は高学年になっても時間数はほとんど変わらないはずなので、学力の差というのは、そこで変わっていくのかなとも思います(汗)

意外な発見でした~

息子の持ち帰る学校での学習プリントなんかを見てるといかにも「アメリカらしい」ものも見られます。すごく興味深くて、そういうのもおいおい記事にしていきたいなと思います!教育の日米比較、面白い~