アメリカの小学校に通うキンダー生、息子の通う学校の場合だと、ほとんど宿題はありません。学校と先生の方針次第で、毎日読み書きと算数の宿題をこなす友達の息子さんの通う学校のケースもあるのですが、うちの息子の通う学校はそういうところはかなりゆる~いのです。

先生にその理由をたずねたならば、5歳児は、家で勉強するより外遊びをしたり、家族との時間を過ごす方が、そののちの学力アップにつながるからというリサーチ結果をもとにしているのだとか。ほほ~そういうことならば、是非宿題は無しで!(←家で息子の世話をする時間のないズボラな母は喜んでそれをサポートするスタンスでございます><)

と言っても、一か月に一回くらいのペースで親が(親子で?)取り組む宿題は課されるのです(笑)どんな宿題?家で準備したものをクラスで発表する、というものが多いですね。そうです、アメリカは5歳児から「プレゼン」の練習なのですよ!!さすがアメリカって感じですね。

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今月の学習テーマは「Friendship "友情"」ということで、イベントやそのテーマに関連した課題がいくつかありました。↑これは、Friends around the World というもので、アメリカ以外の国、またはコロラド州以外の州に住む友達をクラスで紹介する、というものでした。

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もちろん息子は日本に住む親友のT君を紹介しました。私が、息子とT君が一緒に写っている三枚の写真を用意して、それぞれの写真を紹介するためのセリフを息子と一緒に考えて家で言う練習をしました。

・This is my friend T. He lives in Japan.
・We like to play in the beach. (海で遊んだ写真)
・We like ice cream. (アイスを食べてる写真↑)

発表当日にセリフを忘れてしまった時、先生がサポートしてくれるように、カンペをその写真の裏に私が書いて持たせました。うまく発表ができたようです。

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↑こんな風に廊下に貼りだされていました!今のところアジアは息子の発表一件だけで、ヨーロッパが多い印象ですね~

それにしても、このアメリカのご時勢を考えると、こうして学校の先生方が「世界に目を向け」てくれることが有難い!学校自体は99%くらい白人社会の学校ではあるのだけどね。

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↑これは、バレンタインデーイベントに息子に持参させた折紙のハート!もちろん、私が作りましたけど(汗)これもFriendship Project の一環で、バレンタインデーは Candy Free(甘いもの禁止令)が出まして、クラスメート全員にカードを渡す、というイベントが催されたのです。

息子のクラスは全員で18人。予め生徒全員のファーストネームが書かれた名簿が家庭に届き、先生から全員にカードを書くという指令が。ちょうどアルファベットを習っている子供達なので、練習の機会にもするようにと。しかし、5分と椅子に座れない息子。17人のクラスメート分+2人の先生への宛名書きに一体、何時間をかけたのだろうか…(遠い目)私は↑この折紙と貼り付ける手作りカードを作っている間に、お父さんが頑張って息子に書字をさせてくれました~!!パチパチ。

2月14日当日は、クラスでパーティーを開き、ホットケーキを焼いておやつに食べたのだそうです。そして、メインイベントのカード交換!とっても楽しかったそうです♬

子供の家庭学習はこういう小さいうちからまずは親主導で習慣づけていくことがきっと大事なんだろうなと思います。でも、今の状況だと平日は家でできる『時間』がない、ゼロなのです。毎晩6時近くに帰宅したら、飯食べさせて寝かせる”生活”だけで精一杯なのです。学校では、この年齢から実力テストもバンバンやってるみたいで、先日の保護者面談では、平均から遅れまくっているという現実(テストの点数=数値)をつきつけられました~(涙)この捻出できずにいる時間の無さの現状下、息子の学習面をどうやってサポートしていくか頭を悩ませているところです…

でも、こんな風に子供が楽しんでできる課題のサポートを出来る範囲で私も頑張るしかないんだけどね~ボチボチ頑張ります!